コラム

着物の道具

さくら

帯〆

最後の仕上げ

 着物を着るときに最後に帯〆を使います。「使う」と書いたのは、先日、帯〆は飾りではなく道具であることを実感したからです。こんな色もいいかなと見た目だけで帯揚げとセットになっているものを安く購入したのですが、実際に使ってみたら締めにくいのです。着物を着慣れていらっしゃる方は問題ないのかもしれないですが、着物をしょっちゅう着ているわけでも、着付けを習ったわけでもなくて、たいして上手に着られないへなちょこな腕前のため、影響が大きかったようです。

松山好成さん

 その後反省して、よいものを買おうと探すともなく探していて、偶然出会ったのが伝統工芸士の松山好成さんの帯〆でした。見た目も気に入って買いましたが、締めた時の感触の違いで、やはり帯〆は装飾であり、また「道具」なのだと再認識しました。

伊賀の組みひも

 松山さんは伊賀の組みひもの伝統工芸士でいらっしゃいます。伊賀といえば忍者、というと単純さがばれてしまいますが、春になると食べたい、お客様にお出ししたいお菓子もあります。さまざま桜、機会があればお試しください。鳥羽や伊勢で探したことがあるのですが、販売されておらず、お店の人でご存じの方もいらっしゃいませんでした。わざわざ伊賀まで行って、思い設けて食べるものかもしれません。(ネット販売はされているようです)

この記事を書いた人

名前 / Name  
さくら

活動 / Activity
会社員ですが、休日や余暇の時間に趣味のこと、日本・旅行・食べ物などについて、記事を書いています。

実績 / Achievements
お茶を習う中で併せて、お香・お花・食も含め、日本らしいことに浸ってきました。

日本は44都道府県、海外は欧州やアジア中心に旅行しました。少し言葉がわかるだけで旅が楽しくなるので、旅行前後に語学の勉強をしてしまいます。

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さくら 櫻花 Sakura
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サイト管理人
日本の観光・食事・風習について紹介しています。
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